傷つきやすいあなたはたぶん、集合意識の癒しに関わっている

こころの傷って、世代を超えて引き継がれることがよくあります。子供が親との関わりで傷ついた、なんてことがあったとして、実はその親御さんもさらにその親との間で同じ傷つき体験をしていたというのは、よくあることです。

でね、こういう家族で受け継いでいるものは、もしかしたらあなたの代で終わらせることができるかもしれない。それは自分自身を癒すことでもあるし、そのことを通して家系を癒すことでもある。

あなたがそのことに気がついて、そこにある痛みを避けることなく感じ切ったら、そしてそこで許しが起こったら、世代を超えて共有してきた傷と分断は、終わる。

これまでずっとその痛みを回避することで、先人たちはどうにか現実を生き延びてきたし、でもその副作用も受け継いできてしまったわけなのだから。

それができたとき、ある意味集合意識の傷つきの癒しをあなたがサポートし、完了させたことになるんじゃないかな。

さてここ数年僕は、同じようなことが家族よりも広い範囲でも起こっているのかもなーと思っています。

例えば、戦争のような大きな出来事があったら、その時その場にいた当事者だけでは、とうてい癒すことのできない深い傷が残る。

日本なら、2発の原爆や各地の大空襲だけでもとほうもない傷があるし、その傷つきを癒すことなく亡くなった人もたくさんいるはず。

でね、僕は30代のある時、自分が遭ったこともない原爆の傷・トラウマを負っていることに気づいたのでした。その話は何度かしてるから今日は詳しく書かないけど。

僕自身のこころの中に、そのトラウマのために自動思考に乗っ取られていたり、そのトラウマのために感じることができなくなっている気持ちがあることが見えて、その歪みが、僕の生活の現実に現れていることを感じたんですよね。

それが見えたあと日本の社会を見たら、同じような歪みを社会全体で抱えているのが見えるようになった。

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例えば日本では、戦争について「自動的に反対と叫ぶ」というような反応によく出くわします。こころ静かに全体を見て、それは違う、とどっしりとしたところから言うのではなくてね。僕は小学校の頃、そういう傷を負った(引き継いだ)ことが今ではよくわかります。

原子力についてもそう。僕は原発は最短で全廃するのが合理的だと思っているけれど、なんていうのかな、自動反応的な「原発反対」のエネルギーに出会うと、妄信的な原発賛成に出会う時と同じような居心地の悪さを感じてしまうの。

どちらも、その人の中心からの真実の声じゃなくて、もっと表面に作られた防衛反応の声が聞こえてくる。

でもそうなるだけの、恐ろしいほどの痛みがそこに隠されている。だから無理もない事情もまた、わかる気がする。

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で、話を元に戻すんだけれど、先の大戦のことや原爆のことに触れて、たくさんダメージを受けてしまう人っているわけです。本人はもちろん、親戚すら関わっていなくても。僕も原爆についてはまったくそうだったけど。

でもそこでちゃんと胸を痛めることができたら、それは日本列島に住む人の集合的な傷つきを、一部引き受けて癒していることになるんじゃないかな。

僕の場合は、原爆や、生態系の破壊に胸が痛むし、なぜか中東情勢にも胸が痛む。

別の人は自分が関わっているわけではない女性性の抑圧や性暴力に胸が痛むだろうし、ある人は貧困や格差にこそ胸が痛むかもしれないし、ある人は児童虐待や子供の人身売買に胸が痛むかもしれない。

でも胸を痛めるからには、そこにほんとうに大切なことや、こころからの願いがある。どうでもいいことには胸は痛まない。胸が痛むのはそこに何らかの大きな愛があるから。

そう思うと、僕らは集合意識の傷つきを、それぞれが引き受けられる分だけ担当して、自分の持っている愛で癒している気がするのでした。

たぶん自分が傷ついている分を、なんらかの方法で癒すことができたら、癒えた分だけ、癒た後の世界を体現している人として顕れるんだと思うんだよね。

それは傷ついた世界に新しい可能性をもたらすと思う。

そう見てみると、僕にはなんか納得するものがあるし、人に希望がまた持てるし、僕自身が胸を痛めることを支えられる気がします。

世の中のことに胸を痛めてしまうあなたは、もしかしたら集合意識の傷つきの癒しに関わってくれているのかもしれません。

それはとても尊いことだと僕は思います。

一方で辛すぎる時は是非そこから離れて個人としての自分をケアしてあげて欲しいなとも思う。

そんなこんなで、でもこの見方を共有できる人が増えると、僕は個人的にはなんか救われるなーって思うのでした。

読んでくださってありがとう。

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今後の予定


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人々よ、自分の祖国を取り戻せ! アナスタシアシリーズ4巻「共同の創造」に描かれた「祖国」。愛し合う二人が、地球のシステムと調和した原初の楽園のような園を共同で創造する、というもの。その「祖国」に魅了されてしまった僕が、祖国誕生への道のりや、関連する情報を好き勝手に発信します。 (アナスタシアジャパンなどの公式サイトとは無関係です。)